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財務再編計画に関して裁判所の承認を受領
財務基盤強化により血糖管理分野のリーダーとして再出発する体制を整える

2025年10月30日

米国においてLifeScan Inc.(「LifeScan」または「当社」)は10月27日、チャプター11再建計画が米国テキサス州南部地区破産裁判所(「裁判所」)によって承認されたと発表しました。この承認により、今年末までに財務再建プロセスから脱却する体制が整いました。

LifeScan、CEO、Valerie Asburyは「この承認は、当社の財務再建プロセスにおける重要な節目となります。金融パートナーのご支援とわが社の従業員の揺るぎないコミットメントに深く感謝しています。これにより50カ国以上、2,000万人を超える人々に対する我々のミッションの遂行に集中することができます。このバランスシートの再建により、LifeScanが主力事業を支援し、新たな成長戦略を推進し、血糖管理分野で最も包括的な企業の一つになるためのより強固な基盤が提供されます。」と述べています。

財務再建により、LifeScanは債務の75%以上を削減し、事業の将来を支える戦略的投資を加速する体制を整えます。プロセス脱却後、LifeScanはCanyon PartnersやBrigade Capital Management, LPを含む既存貸し手グループの過半数所有下に置かれます。彼らは、LifeScanの成長見通しと血糖管理業界におけるLifeScanの役割を強く信じています。

Canyon Partnersのマネージング・ディレクターであるAaron Rizkalla氏は「この節目を成功裏に達成できたことを嬉しく思います。これにより、LifeScanは世界中の糖尿病と関連疾患を持つ人々に革新的なソリューションを提供し続けながら、長期的な安定性と成長のための体制を整えることができます。」と述べています。

またBrigade Capital Management, LPのパートナーであるRay Garson氏は「LifeScanがそのミッションを推進し、同社の製品を使用する何百万人もの人々を支援するために血糖管理の分野においてリーダーシップを強化する中で、LifeScanを支援できることを嬉しく思います。」と述べています。

尚、財務再建プロセスからの脱却を進める中も一切の中断なく、全世界での事業を進めてまいります。