財務の柔軟性を向上させ将来を見据えた投資を可能にするマイルストーン取引を達成
2025年7月17日
米国において2025年7月15日(日本時間2025年7月16日)にLifeScan, Inc.(以下「LifeScan」)が、Platinum Equityとリストラクチャリング支援契約(「RSA」)を締結したことを発表いたしました。この契約によりバランスシートが改善され、将来に向けより強固で収益性の高い体制が整います。更に、LifeScanは負債の75%以上を削減し、事業の将来をサポートする戦略的投資を加速させることが可能になります。
RSAを可能な限り効率的に実施するため、米国LifeScanはテキサス州南部地区連邦破産裁判所(以下「裁判所」)にチャプター11の申請を行いました。尚、日本法人であるLifeScan Japanは米国でのチャプター11の申請には含まれておりません。
LifeScanは、長期にわたり関係を築いてきた既存の貸付業者グループの過半数所有のもとで、このプロセスから脱却する見込みです。我々の金融パートナーは血糖管理業界が強力でかつ成長できる業界であることを認識しており、このプロセスを通じてLifeScanの今後の戦略に対する支援を約束しています。
LifeScan CEO、Valerie Asburyは「このバランスシートの再構築により、LifeScanの財務状況は大幅に強化され、50カ国以上、2,000万人以上のお客様へのサービス提供を継続し、新たな成長戦略を実施することが可能になります」と述べています。
このプロセスを経ることより、更に強固な財務基盤を持つことができ、グローバルビジネスへの投資をより良い形で行うことができるようになります。
LifeScanは本プロセスの手続き中も通常の事業運営を継続し、お客様、取引先、従業員への約束を果たすことをお約束いたします。
日本においても今までと変わらず「ダイアベティス(糖尿病)と関連疾患と共に歩む人に制限のない世界を創造する」というビジョンを実現すべく、事業を展開してまいります。